墓参りツアーレポート(4) 散財天女、再び。
(さいら)
10月9日。
ホテルの朝食を朝イチの7:00で入って済ませる。ここでゆうりさんがルーム
カードをなくして慌てたが、この旅ではすでに些細なトラブル(笑)。ホテルを出
たのは7:30くらい。ここからまっすぐ北京へ向かう。行きと同じく高速道路を
使い、まっすぐ北上。小雨は降っていたものの、マイクロバスは順調に道を進める。
疲れと睡眠不足のため、私はさっさと眠りについた。
数時間して目が覚め、もう眠れそうになかったので、忘れないうちにと昨日のレ
ポをまとめる。それも終ってしばらくするともう北京が近い。パーキングエリアで
トイレを済ませ、そこから30分ほどで北京へ。行きは夜で霧がかかってて街の様
子はわからなかったが、でかい。すっかりおのぼりさん気分で窓から街並みを見て
いるうちに昼食のレストランに到着。
今日泊まるホテルと琉璃チャンとの中間にあり、外国人がよく利用するレストラ
ンらしく、私たちが入るときに金髪の集団がでてきた。バスの中が寒くて冷えてい
た私たちは、まずはお茶で温まる。そのうち料理が次々と並べられ、もう13:0
0をまわってお腹がすいていた私たちはしっかり食べる。すると清朝の衣装を着た
キレイな女性が入ってきて、踊りと歌を披露してくれた。まさかこんなサービスが
ついてるとは思わなかったので、カメラを車に置いてきたことを悔やむ。ここの料
理もおいしかったですv
料理が終ってホテルへ向かう。ホテルは新北緯飯店。聞いたことがないホテルだ
と北京旅行経験者が首をかしげていたが、場所に着くとすぐ答えがわかった。ここ
は以前の天橋飯店で、葦原さんは泊まったことがあるそうだ。
荷物を置き、タクシーを拾って琉璃チャンに向かう。前門飯店で京劇を見る組は
問い合わせたところ、もう満席で、キャンセル待ちとなってしまったそうだ。
ここで雅楽組は楽器を買いに、本買い組はは琉璃チャンの入口にある中華書店へ。
ここでかなり時間をとるものの、あまり成果はあがらず。しかも、尾崎さん、葦原
さんが買おうとした本は、分冊可能であるにもかかわらず、不可といわれてしまう。
資治通鑑を全部買う!と息巻いてた橘さんはここで購入。しかも送り賃が高いので、
自力で持ち帰ることにする。すごいパワーだ(^^;;
これを持ち歩くわけにいかないので、いったん橘さんはホテルに戻しに帰る。そ
の間に私と尾崎さんは雅楽組の2人が買ってきたお茶やさんに。私は自分と友達の
分の茶を買っただけだけれど、尾崎さんは一目ぼれした茶器を買うかで最後まで悩
んでいた。結局買わず、あとですごい後悔していたけれど。
橘さんが戻ってきて、次は西単へ。ここの北京図書大厦でVCDや本を買うこと
に。着くとそこはデパートが立ち並ぶ、えらく近代的な街並み。とりあえずお土産
を買おうということになり、付近のデパートをうろつく。会社向けのお菓子とかは
ここで買いました。そして1時間と時間を限って北京図書大厦へ。まずVCDで河
北ホウ子の蘭陵王がないか探す。けれどなくてさいらはさっさと隣の絵の書籍あさ
りに。欲しい本はいっぱいあったけど諦めて、歴史の本のコーナーへ。
ここに、欲しい本があるある!全北斉文が簡体字、横書きながら分冊で売ってい
たのには大喜びv なんかここで橘さんのことを笑えない買い方をしてしまった…。
時間がきて、つぎは夕食へ。葦原さんおすすめの包子のお店へ。セットを頼むと
おかゆがついてきて、これもうまかったv これでは満腹にならなかったので、途
中で見かけたファーストフード(セルフサービス)のお店へ。ここでもまた日本人
が珍しいのと、私たちが「一杯のかけそば」状態で3品の料理を6人で分け合って
たので、店の人の好奇の視線をあびまくり…。皆さんこういうところ来ないんです
かね…?
ホテルに戻り、ホテルの売店がまだ開いてるのでそこに寄り、家族へのおみやげ
にさいらは思いがけない散財をしてしまった…。まけてもらったけど、それでも高
かったな、おみやげのバック。
それぞれの部屋に戻った後、一度私と尾崎さんの部屋に集合して精算。終って明
日の朝の集合時間が早いので、お風呂に入ったらまた集合して徹夜しようという話
に。私がお風呂入っている間にコジメイさんが一度来たらしいのだけれど、まだみ
んな集合していないので戻ってしまいました。解散してから1時間半しても誰も来
ず、さいらはもう落ちてきてしまったので、申しわけないと思いつつ寝ることに。
その後みんな来たらしいのだけれど、私が寝てしまったということで、尾崎さんが
徹夜は断ってくれました。ごめんね、みんな。
2000.10.11
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