偏った登場人物紹介〜パンダヴァ〜

これから充実させます。

 

  ユディシュティラ   パーンダヴァ五兄弟の長男。母はクンティ。ダルマ神より授かる。
悩み多き長男。基本的にパンダヴァは好きではないのですが、彼は自分たちの行動に悩み、振り返り、下手の横好きで賭け事が好きだったりと、人間くさいので、五王子の中では一番好き。
       
  ビーマ   パーンダヴァ五兄弟の次男。母はクンティ。ヴァーユ神より授かる。
今まで直情直行単純型だと思ってました。彼なりの思慮があることが、「原典訳〜」読んでわかりました。けっこうかっいいかも。
       
  アルジュナ   パーンダヴァ五兄弟の三男。母はクンティ。インドラ神より授かる。
ファンは多いが、私は彼が理解できない…。マサラムービーの主人公のごとく、何でもできてどこでもモテモテなのですが、マサラムービーの主人公のような爽やかさというか、あっけらかんとした感じがないので…。私の勝手な解釈だと、彼は人形です。
       
  ナクラ   パーンダヴァ五兄弟の四男。母はマードリー。アシュヴィン双神より授かる。
       
  サハデーヴァ   パーンダヴァ五兄弟の五男。母はマードリー。アシュヴィン双神より授かる。
美形なのはこっち。双子だけどなぜか容姿の描写が違う…。
       
  ドラウパディ   パーンダヴァ五兄弟の共通の妻。パンチャーラ国王ドルパタの王女。
気高く、どこまでも美しいヒロイン。感情豊かでしなやかな女性。彼女が巻き起こす面倒事はいろいろあるけれど、それは人間味があるので好きです。
       
  クリシュナ   ヴィシュヌ神の化身。ヤーダヴァの長、ヴァスデーヴァの息子。クンティの甥にあたる。
ここに辛口コメントなんか書いたら、めっちゃ祟られそうですが(^^;;
この人(神様?)の陰謀好きと説教好きと女好き(たらし?)にかなう者はおりません。戦いの話に、やはりこういう人物は1人はいなくてはいけませんな。
       
  クンティ   パーンドゥの妃。ヤーダヴァの長ヴァスデーヴァの妹で、カルナ、ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナの母。
この大戦争の原因の1人。流されて、運命に翻弄されての一生ですが、どこか憎めません。
       
  パーンドゥ   パーンダヴァ五兄弟の父。故人。
ちくま版を読むまで、ただ単に影の薄い主役の添え物という印象(ひでぇ)しかありませんでした。読んだあとの印象は…、パーンダヴァ五兄弟の父らしい人だよ、アンタ。
       
  アンバー   カーシ国の王女。ビーシュマに因縁があり、死後、パンチャーラ国王ドルパタの王女・シカンディンに生まれかわる。
シカンディンは女として生まれるが男として育ち、後にラークシャサと性別を交換して男となる。
ビーシュマとの因縁は、女っ気の少ないビーシュマに唯一といっていい華を添えてます。ドラマですよね。
       
  ドリシュタデュムナ   パンチャーラ国王ドルパタの王子。ドラウパディ、シカンディンの兄。
       
  アビマニュ   アルジュナとスバドラーの息子。ユディシュティラの跡を継ぐ。
       
  マードリー   パーンドゥの妃。シャリヤの妹。
普通の女性って感じでした。何でもできちゃうクンティに嫉妬してるところとか。でも最後は腹上死についていってしまうなんて…。さすがインド(違)。
       
  スバドラー   ヤーダヴァの長ヴァースデーヴァの娘。クリシュナ、バララーマの妹。
クリシュナがアルジュナを自分の側につけておきたくて妹で釣った、という考えは行きすぎかしら?(笑)
       



パンダヴァ カウラヴァ どちらでもない人たち なぜかラーマーヤナ


独断と偏見のマハーバーラタ

転倒坂うぇぶ学問所